自宅で倒れたリフォーム工事の男性に救命措置を行い命を救った家族3人に消防総監感謝状が贈られました。
感謝状が贈られたのは東京・江戸川区に住む林正隆さん一家3人です。
6月4日、リフォーム工事のため自宅を訪れていた49歳の男性が突然、倒れて心肺停止状態になりました。
救命講習を受けた経験がある正隆さんは、直ちに男性の入れ歯を外して気道を確保するとともに心臓マッサージを開始し、妻の美弘さんは妊娠中の身でありながらAED(自動体外式除細動器)を借りるために近所のマンションまで約120メートルを裸足で走りました。
林美弘さん:「1人だったら、もしかしたらすごく動揺してしまってできなかったかもしれないんですけど、幸いにも家族一緒にいたので外に出ることができました」
娘の陽月さんが3年前、小学1年生の時にAEDをテーマにした自由研究で近隣のAED設置場所の地図を作っていました。その陽月さんも両親が心肺蘇生を行っている最中に自宅近くまで来た救急隊を素早く自宅に案内したということです。
林さん一家は男性の命を救った状況を再現して見せてくれました。
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