命救った?人生変えた?「ラスボス自由研究」を大攻略|TBS NEWS DIG

命救った?人生変えた?「ラスボス自由研究」を大攻略|TBS NEWS DIG

ラスボスともいわれる、夏休みの自由研究。子どものころ、どんな自由研究をしたでしょうか?お子さんの自由研究に追われている人もいるのではないでしょうか?スタジオ・VTR交えて解剖します。

■水族館は自由研究のネタの宝庫? 期間限定で役立つイベント開催

ペンギンプールをプロジェクションマッピングの花火が彩る幻想的なショー。すみだ水族館で期間限定です(28日まで)。
時間を忘れて楽しんでいるようですが…

――自由研究何かやってる?

小学5年生
「まだやってない」

夏休みの宿題が終わっていなくてもまだ大丈夫!
この水族館では、自由研究のネタになりそうな様々なイベントを開催していました。

すみだ水族館 広報 鷲田侑香さん
「(午後)6時以降がこういった夜の照明に変更します」

寝そべっていたり、ラブラブモードだったりと普段はなかなか見られないレアなペンギンの姿が自由研究のネタになるかも。

一方、1分間にタコクラゲが何回動くかを数えていたのは、まだ自由研究のテーマが決まっていないという小学5年生の男の子。
実はこれ、「すみだクラゲ研究部」と称して部活のようにクラゲの生態を学べる夏休み限定のイベントです(31日まで)。
タコクラゲとミズクラゲの動く回数を比較すると…

小学5年生
「(ミズクラゲの方が)遅い」

飼育スタッフ
「そう遅い。タコクラゲの1分間に60回は結構多い方なんだ」

専用のサイトにアクセスすることで様々なミッションに挑戦することができ、クラゲのことを深く知ることができるんです。

すみだ水族館 広報 鷲田侑香さん
「水族館はきっと自由研究に役立つようなネタがたくさんある場所かなと。いろいろ不思議に思っていただけるようなポイントがたくさんあるのかなと思います」

■“命を救った”自由研究 妊娠中の母も裸足で疾走

自由研究が人の命を救ったケースもあります。
東京・江戸川区に住む林さん一家。人命救助をしたということで7月、東京消防庁から感謝状が贈られました。

それは今年6月のこと。自宅のリフォーム工事中、業者の男性が突然心肺停止の状態に陥りました。父親が慌てて心臓マッサージを行い、同時に119番通報。
すぐに母親は心臓に電気ショックを与えるAEDを確保するため、近所のマンションへ。このとき母親は妊娠中でしたが、約240メートルの距離を裸足で疾走したといいます。
なぜ、すぐにAEDの場所がわかったのかというと…

母・美弘さん
「娘の作ったAEDマップなんですけど、一緒に自転車だったり歩いたり探し回った経験があったので、割とどこに何があるかっていうのは把握していたので」

それは長女の陽月さんが小学1年生の時に夏休みの自由研究で作った『近所のAEDマップ』のおかげだったんです。

林陽月さん(小学4年生)
「AEDで人が助かるためには自分がまず場所を知って、自分が1人でも助けられるようにならないとみんなが人を助けるようにならないかなと思って作りました」

そして、この夏はこんなことに挑戦しています。

陽月さん
「服の歴史を調べてみようと思っています。縄文時代から平成まで。そのときに流行った流行の服とか」

■自由研究で“人生が変わった” エアギター大会に初参戦

日比麻音子キャスター:
“ラスボス”とも言われる自由研究。“自由と言われるから難しいんだ”と頭を抱えた記憶がありますが、こんな自由研究もありました。ご紹介していきます。

まずは、当時小学6年生の門田亭笑勝さんという名前で、今も活躍されている方の自由研究です。笑勝さんによりますと『自由研究で人生が変わった』そうです。

どんな自由研究だったのかご紹介しましょう。
それが、『エアギター日本大会初参戦』の模様を自由研究としてまとめました。笑勝さんは見事決勝に進みまして、なんと初出場で全国16位にランクイン。そして当時のこの大会の様子やエアーギタリストたちの写真がザーッと並べられて、ご本人の笑勝さんもいらっしゃいます。

この自由研究、やはり学校でも評判が良かったみたいです。
ご本人によりますと「周りの子の自由研究は『木工作』『虫を飼う』など。この研究は『すごい!』と学校の中で話題になった」そうです。

さらに笑勝さんの旅は続きます。
2017年日本大会に出場し日本一になりました。さらに2017年は世界大会にも進んで、なんと世界3位の実力に。そして、またまた2019年の日本大会で日本一に輝きました。
実はこの2013年の自由研究のときに、このように研究をまとめていました。

「いつかは日本代表としてフィンランドでひらかれる世界大会に出場したい」
この夢を見事に笑勝さんは叶えました。

ご本人にもお話聞きました。メッセージもいただいています。

門田亭笑勝さん(20)
「なんとなく作った自由研究でも、振り返ってみるとすごい体験をしている。大会での体験、人との関わり。そして目標を文字にする、口に出すことが夢を叶えるきっかけになったと思う。夏休みを精一杯楽しんでください」

■「怒られる理由」を自由研究に 

もう1つご紹介し…(https://newsdig.tbs.co.jp/list/article?id=jnn-20220816-6035077

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