廃棄される家電には貴重な金や銀なども。愛媛県松山市で24日、夏休み中の小学生子どもと保護者を対象に、家電のリサイクルの大切さを学ぶイベントが開かれました。
松山市では環境問題について考えるイベントが開かれ、夏休み中の小学生と保護者17人が、家電のリサイクルについて学びました。
講師は普段使っているパソコンや家電には、金・銀・銅などの限りある貴重な資源が含まれていて、簡単に廃棄するのではなくリサイクルすることが重要と説明。金は金鉱石1トンあたり4~10グラムしか採れないものの、パソコン1トンからは約50グラム回収でき、効率が良いとしています。
子どもたちはこのあとパソコンの解体に取りかかり、コンピュータに使われている金や銅などを実際に自分の目で確認しました。
参加した男の子:
「ネジを外すところです。楽しかったです」
参加した女の子:
「(参加したのは)学校の夏休みの自由研究の宿題でやろうと思ったから。(テーマは)小型家電のリサイクル」
パソコンでは高価な金や銀などが、中央処理装置や熱を逃がす部品などに使用。講師はこれららの金属が取り出され新たに別のものに使われることを説明し、参加した子どもたちは、限りある資源のリサイクルへの関心を高めました。
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